ロープ固定工(張力維持装置付ワイヤーロープ掛工)

ワイヤーネットワーク工法

ワイヤーネットワーク工法

 ワイヤーネットワーク工の特徴の一つ、テンションバー(季節の温度変化によるワイヤーロープの伸縮を調整し、安定した緊張力で転石をガッチリ押さえ込む張力維持具)を使用することによりワイヤーロープの緩みを防ぎ、落石の恐れがある岩塊にワイヤーロープを縦、横、斜め方向に掛け、落石予防を考えた工法です。


経済性

 従来のワイヤーネット工では標準 2.00m×2.00mのマスで覆っていたのに対しワイヤーネットワーク工(2型・3型)では、標準 2.50m×2.50mのマスで覆うため、アンカーの本数を減らし経済性、施工性を向上させた。


テンションバー

(ワイヤーロープの張力維持具)
特殊鋼材を使用し、加工した製品で、季節によるワイヤーロープの緩み緊張を緩和し年間を通じてワイヤーロープの張力を保持する部材です。

 

テンションバー設置
 季節による寒暖差でワイヤーロープが線膨張(収縮)を起こすことを考慮して、設置する。
テンションバーを主ロープに設計数量取り付け、取付後ワイヤーロープを張線機にて張上げる。
テンションバーの伸び量は 5〜10o程度とし、テンションバーの伸びを確認する。


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ダウンロード">ワイヤーネットワーク工法標準積算資料(2型)

 

ダウンロード">ワイヤーネットワーク工法標準積算資料(3型) 金網併用型

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